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お知らせ

フィリピン産スペシャリティーコーヒーの輸出事業開始

当社の関連会社であるピスタシア株式会社はこの度、フィリピン産のコーヒー豆を日本国内に輸出するための会社をフィリピン共和国ダバオ市に設立致しましたことをお知らせいたします。

 

1.新会社開設の理由

フィリピン国ミンダナオ島ダバオ市は赤道付近で、北回帰線と南回帰線との間のいわゆる、コーヒーベルト地域に位置しております。ダバオ市の南西60㎞には同国最高峰のアポ山(標高2,954m)があります。山麓では広大で肥沃な土壌が広がっており農業、特に高地バナナや高付加価値野菜の栽培が盛んですが、環境保全の観点から傾斜地ではコーヒー樹を主体としたアグロフォレストリーへの転換が喫緊の課題となっております。

 

また、貿易の観点から言えば、フィリピン国はコーヒー生産国でありながら、輸入超過に陥っており、特にインスタントコーヒーでは世界第1位の輸入量となっております(米国農務省、2017年)。健康・栄養面からもブラック・コーヒーが注目されてきています。

 

かかる状況を踏まえ、近年、貿易産業省、農業省、コーヒー生産者及び加工輸出業者など官民一体となってコーヒー産業の育成に力を入れており栽培が盛んになりつつあります。コーヒー及びカカオ農業従事する農家の収入を向上させ、安定的に海外へ供給できる体制を整えることで、雇用の受け皿をつくり、ダバオの地域経済の発展に尽力して参ります。

 

生産地と日本市場をつなぐ新しいチャネルによって、現地に日本市場(消費者や焙煎店)の情報がもたらされることになります。農民には単に生産物を売るだけの農民としてではなく、市場のニーズに応えるような意識化や行動を促し、また行政の支援が効果的となるように関係者のネットワーク化を進め地域社会全体としての発展にも尽力して参ります。

 

2.新会社の概要

(1) 名 称:Pistacia Mindanao Coffee Export, Inc (PMCEI)
(2) 設立時期:2017 年 8 月
(3) 所 在 地:フィリピン・ダバオ市
(4) 代 表:太田勝久
(5) 人 員:7 名(アルバイトも含む)

 

3.代表者プロフィール

太 田 勝 久

地域社会開発学博士 Ph.D.

名古屋大学農学部を卒業後、フィリピン大学大学院でCommunity Developmentを学び、博士号を取得。民間の開発コンサルタント会社にて日本国際協力機構や世界銀行の案件に従事した経験を持つ。フィリピン以外では、アフガニスタン、バングラデシュ、パキスタン、ラオス、南スーダンなどで開発案件に従事。2016年ピスタシア株式会社の輸出マーケティング事業部長に就任。2017年8月、事業部ごと独立して、コーヒーやカカオ等輸出専門のPistacia Mindanao Coffee Export, Inc を立ち上げた。

 

4.連絡先

Pistacia Mindanao Coffee Export, Inc
#9 2/F, Malayan House Km.6 J.P. Laurel Ave., Lanang Davao City Philippines 8000.
+63(082) 287 3083
https://www.facebook.com/PMCEI/

 

 

 

太田勝久さんについて

 

小学生の頃にエチオピアの飢饉を見て貧困をなんとかしようと思う。当時は単純に農業生産を上げれば良いと考えていた。貧困の複雑なメカニズムに対応するために参加型の地域社会開発を学ぶ。コンサルでは社会開発よりインフラ系の案件が多く色々と勉強させてもらったとのこと。

 

学生時代は農村開発を学びつつ極真会館で体躯を鍛える日々を送る。実際に個人的な悩み相談などをすると、とりあえずベンチプレス100キロを2ヶ月で達成すれば大丈夫ですよ、などと適切なアドバイスをくれる。座右の銘は「闘魂」「極真」「UWF」。

 

コーヒー生産に関しては、寝袋を持ってフィリピン最高峰のアポ山脈の麓に泊まり込み、農民と一緒に品質向上を行っている。事務所に訪問すると自ら焙煎して振る舞ってくれる、淹れたての「ミンダナオコーヒー」が絶品。一度、太田氏の事務所を訪問してみてはいかがだろうか。(文・三宅)